Dartで一時的なディレクトリを作成するためのメモ書き。
バッチ処理で一時ディレクトリを作成する、といった処理はよくある。
Directoryクラスに便利なメソッドがあったのでメモしておく。
Directoryクラスを使うため「dart:io」パッケージをimport。
import 'dart:io';
一時ディレクトリを作成するメソッドは、非同期で作成するcreateTemp()と同期作成するcreateTempSync()の2種類ある。
ディレクトリ作成は非同期が推奨なので、createTemp()を試してみる。
createTemp()は、ディレクトリが重複しないようディレクトリ名をランダムに作成する。
引数としてディレクトリ名のプレフィックスを渡せる。
早速試してみる。
import 'dart:io';
void main() async {
// Tempディレクトリを作成
var dir = await Directory('dir').createTemp('temp');
// 作成したディレクトリを確認
print(dir.path);
}
実行結果。
プレフィックスが「temp」のディレクトリ(tempEZFULq)が作成された。
% dart run bin/dir1.dart
dir/tempEZFULq
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