UFCファイトナイト・ラスベガス68の感想。
今回はRoad To UFC(RTU)の決勝もあり、日本人が4人も出場した。
トップバッターはここまで全勝の平良選手。
相手はDWCSから上がってきた8連勝中のヘスス・アギラー選手、アマチュアでは10勝0敗の強敵だ。
試合開始直後、平良選手危なかった。
カーフキックで倒れたあと、立ち上がり詰められてアギラー選手得意のギロチンチョーク。結構深く極められてなかなか抜けられなかった。このシーンは観ててヒヤヒヤだったな。
ギロチンを抜けた後は上から三角→腕十字で1R一本勝ち。これで平良選手は無傷の13連勝。
ローカル無敗があっけなく負けるUFCで3連勝は凄い。いよいよランカーとの対決が見えて来た。
ケイプ選手が現在ランキング9位だから、そのうち対戦するかもしれない。
次はRTUバンタム級決勝、風間選手vs中村選手。RTUで日本人が勝ち残り、決勝で対決したのは嬉しい限り。
試合は中村選手の圧勝だった。開始30秒でKO勝ち。
中村選手はU-23レスリング元世界王者でバックボーンがレスリングだが、とにかく打撃が強い。風間選手は寝技に持ち込みたかっただろうけど、そうさせてもらえなかった。中村選手の左がクリーンヒット、ダウンを取ってそのままレフェリーストップ。
これで無傷の7連勝。次戦も楽しみ。
最後は木下選手。
木下選手はUFCデビュー戦でいきなりメイン。ダナの期待が伺える。
相手はアダム・フューギット選手。アメリカ出身34才。
木下選手はバックボーンが空手、打撃が得意だけど相手の方が上手だった。
フューギット選手の左ストレートでダウンしたあと組まれてグラウンドの展開。グラウンドでは終始コントロールされ最後は肘パウンドでTKO負け。悔しいなぁ。
まだ22才、木下選手は伸び代しかない。この年齢でUFCと契約するだけでも凄い。頑張れ木下選手!!
次週UFC284のメインカードはイスラム・マカチェフ選手vsアレキサンダー・ボルカノフスキー選手。
ボルカノフスキー選手は階級を上げてライト級のタイトルマッチ。UFC参戦前はライト級でも戦ってたみたい。現状フェザーじゃ相手になる選手いないもんな。
この対戦は楽しみ。
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