UFCファイトナイト・ラスベガス71感想

2023年12月10日UFC平良戦格闘技

UFCファイトナイト・ラスベガス71の感想。

今日のメインイベントは元バンタム級チャンピオン ピョートル・ヤンと8連勝中メラブ・ドバリシビリの戦い。
実力派同士、ホント楽しみ。フェースオフで小競り合いがあってバチバチ。メラブ選手は海チャンネルに出てるんだけど、凄い良い人なんだよね。
ヤン選手は前回オマリー選手に謎判定で負けたが、間違いなくバンタムのトップ選手。

他にも2試合注目している。
1つ目はプレリムのビクター・ヘンリーvsトニー・グレーブリー。
ヘンリー選手は以前RIZINに参戦し、金原選手にも勝っている。礼儀正しくて好きな選手。

2つ目はサイード・ヌルマゴメドフvsジョナサン・マルチネス。
お互い4連勝中。ヌルマゴメドフ選手は戦闘民族ダゲスタン出身。

先ずはビクター・ヘンリーvsトニー・グレーブリー。
かなりの接戦。ビクター選手は組で何度か危ない場面があった。終盤足関を狙うグラップリングの展開もあったが、打撃で若干上回った感じかな。判定は2-1のスプリット。結構危なかった。

次はサイード・ヌルマゴメドフvsジョナサン・マルチネス。
これも接戦だった。1R目はサイード選手有利な流れで、グラップリング、打撃ともサイード選手が一枚上手に見えた。2R目はジョナサン選手のカーフが当たりサイード選手の足が徐々に止まり出す。3R目はそのままジョナサン選手が押し切り3-0の判定勝ち。

最後はピョートル・ヤンvsメラブ・ドバリシビリ。
メラブ選手のセコンドにはチャンピオンのアルジャメイン選手がいる。仲が良いんだよね。
グローブタッチ、ヤンが手を出した後タッチをせずに引っ込めた、やらしいなぁ。もうここから戦いが始まってるのか。

1R目、メラブが何度もテイク・ダウンに行くが、ヤンはきっちり切る。それに対してヤンはカーフキックで対抗。終盤メラブもカーフキックを出す。
2R目、メラブがカーフキックで崩す作戦に切り替える。カーフキックがガンガン当たり、ヤンは左足を引っ込めサウスポーの構えに切り替える。ヤンの左足にダメージ溜まったところをテイクダウン。徐々にメラブ有利の展開になる。このラウンドはメラブ取ったな。
3R目、左足のダメージが回復したのか、ヤンはサウスポーの構えから左足前のオーソに戻すようになる。それにしてもメラブのスタミナ凄い。何回テイクダウンに行くんだよ。このラウンドもメラブ取ったんじゃない。
4R目、ヤンは防戦一方。メラブ怒涛の攻撃だがヤン選手も粘る。ダメージは溜まってるだろうけど、致命的な攻撃は喰らわない。一方的な展開になってきた。
5R目、メラブスタミナ無限にあるの?攻撃が止まらない。ヤンが防戦一方だな。足が踏ん張れないのかメラブの片足タックルが切れなくなってきた。
判定は5-0でメラブ。いやー、こんな一方的な展開になると思ってなかった。
試合終了後握手を交わしたが、ヤンは微妙な表情。

海チャンネルで言っていたが、メラブとアルジャメインは戦わないだろうね。
アルジャメインが階級変えた後、オマリー辺りとタイトルマッチかな。オマリーはメラブに勝てないと思う。
怒涛のテイクダウンを仕掛けるメラブ選手と一緒に練習してたら間違いなく海選手強くなるわ。

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